足を踏み入れると賃貸住宅ではあり得ない心地良さに驚きました。木サッシ、ステンレス扉のキッチンに無垢フローリングは海外の住まいを思わせます。話をお聞きするとフィンランドに魅せられたご兄弟の熱い想いが込められていました。

外観

22年前にこの木造建物は建てられました。窓から見えるメタセコイアの木々や木窓枠から見える眺めは、日本ではないような佇まい・・・。

23畳の広いLDK　木製のサッシを開けて緑を感じたくなる

ドアや窓はフィンランド産の木製。床は無垢フローリング。断熱ガラスはペアガラス＋単板ガラスの３層構造を採用。暑さ厳しい夏の取材時でも室内はひんやり快適でした。（本当に驚きました。。）

専用庭　木々やお花が爛漫と

キッチン　扉はすべてステンレス板を貼り付けてリフォーム

キッチンは既存のキッチンやタイルはそのまま活かす。古さを感じる扉は表面を更新するなどして住み手への配慮が伺えます。

約8畳の洋室1（上段）と約9畳の洋室2（下段）

洋室２室はともに充分な広さ。ここでも窓からは緑の借景を望めます。大きなベッドルームとして使うも良いし、個人的には部屋をふたつの空間に分けて子供室にしてもよいと感じました。

照明計画も細やかに考えられている。何気ない瞬間にデザインを感じます

 印象的だったのは物件誕生のお話。桑名で会計事務所を営むオーナー様、そしてフィンランドに30年間居住されていたお兄様の兄弟がこの物件を作ったそうです。断熱大国フィンランド産の木製サッシを当時ほとんど使われていない日本の住宅に採用。居住する人に断熱性や居住性の良さの重要性を体感してもらいたいという想いのこもった物件です。

桑名と言いながらも、物件の目の前のバス停から名古屋駅・栄駅まで高速バスに座って45分で通勤できるという利便性もあり、実際に名古屋にお勤めの方もここに居住されています。また、近隣にはクリニック・保育園・小学校もあり、公園も充実していて子育て世代には嬉しい環境です。

車で10分程度のところには、旧市街地があり、デパ地下さながらの柿安さんのデリや歌行燈さんといった明治から続く飲食店もあります。また、六華苑、七里の渡、春日神社など歴史あるスポットや公園もたくさんあります。桑名は美味しい楽しい歴史ある街。

そんな街を愉しみながら、スタイリッシュな空間で日々の暮らしも愉しめる物件です。

写真（全て）岡村靖子
物件HP　https://maomars.wixsite.com/finlandia

記事提供 reallocal名古屋　https://www.reallocal.jp/99635

間取り図

■物件概要　フィンランディア10 E号室

・家賃　月額118,000円
・共益費 　月額4,000円
・町会費　月額550円
・CATV使用料　月額600円　
・敷金　 家賃3ヶ月分（償却２ヶ月分）
・礼金 　なし
・駐車場 　 1台分無償　※2台目現在空きあり月額7,000円
・インターネット利用料、宅配ボックス使用料   無償
・保証会社　要加入
・家財保険　要加入